新卒・中途採用活動にも使えるWebマーケティング

2023年11月23日 2024年10月12日

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Webマーケティングと聞くと、集客のイメージが強い方が多いと思います。ですが実は採用活動にも使えます。人材採用にお困りの企業様は参考にしてみてください。

費用を抑えるならエンゲージ・Airワークがおすすめ

Webマーケティングはプロモーションなので、従来のイメージ通り集客で使われることが多いです。しかし新卒・中途ともに採用への活用も活用できます。特に新卒採用には効果があり、活用方法はいくつかありますのでご紹介します。

まず中小・零細企業向けとして費用を抑えたい場合は、無料サイトの活用です。エンゲージかAirワークのどちらかに登録するのがおすすめです。なぜこの2つなのかと言うと、この2つのサイトに登録すると、Indeedに転載されるからです。就職・転職の際に使われることが多いIndeedを無料で使う事ができるのです。

もちろんIndeedに直接登録しても問題ありませんが、エンゲージやAirワークから応募がくる可能性も考えると、エンゲージかAirワークに登録する方が採用の間口を広げるのに適しています。また、エンゲージはGoogleしごと検索にも掲載されますので、どちらかと言えばエンゲージがおすすめです。

採用活動の広告は「認知」「比較検討」向けのものを

続いて中堅・大企業向けの採用活動です。採用活動に一定の費用をかける場合は、

求人サイト・求人ページ制作
求人サイトへの広告出稿

が考えられます。

まず求人サイト・ページの制作ですが、実は中小企業で求人がなかなか上手くいかない場合、ここで失敗している事例が多い印象があります。大手企業では求人サイト、もしくは自社コーポレートサイトに求人ページを作っています。その方が検索に引っかかり、応募が増えやすいからです。

また、求人ページを作っていても更新が止まっているパターンもよく見かけます。せっかくIndeedなどで求人を出しても、自社のサイトが不完全では、その時点で敬遠される事もあります。必ず求人サイト・求人ページは最新の状態で保つようにしましょう。

求人サイト・求人ページが出来たら、求人サイトへの広告出稿です。集客と言えばリスティング広告だと思う方も多いでしょう。もちろん普通の集客であればおすすめしますが、求人活動にはリスティング広告は向いていません。なぜなら、転職支援会社や人材紹介会社が大量にリスティング広告を出しているのです。なので場合によっては、1回のクリック単価が3000～4000円など、高額になる事もあります。費用効率を考えると、広告費を出せる企業であったとしても、リスティング広告は後回しにする事をおすすめします。

ではどうすれば良いのかと言うと、SNS広告・YouTube広告を使って、認知・比較・検討を促します。まずは社名と、採用活動をしている事を認知してもらいます。認知したユーザーには、どんな仕事をしている会社なのか、福利厚生や働き方等を知ってもらい、比較・検討できる材料を提供します。

そして、「会社名求人」「会社名採用」などのキーワードで検索をしてもらえるよう、促します。広告で最後に検索を促したり、SNSなら求人ページのリンクを貼って、直接サイトに来てもらうのも良いでしょう。

実は、この「認知」と「比較検討」を促した人材採用には、YouTube広告を使った成功例があります。株式会社光通信がアメリカでの採用を行った際に、大ターゲットを絞って広告を出した事例です。結果、企業名での検索は30倍に増えました。更に、企業名検索で来たユーザーはそれ以外と比べて、4.6倍も応募に至ったそうです。