自営業者、役員・経営者の約8割が知らない?法定三帳簿に関するオンラインアンケートの結果
株式会社キヨスルは2024年1月17日〜18日にかけて、法定三帳簿に関するオンラインアンケートをQiQUMOを利用して行いました。
調査概要
- 調査タイトル:経営者向けアンケート
- 調査期間:2024年1月17日~2024年1月18日
- 調査対象者:自営業、役員・経営者の男女300名
- 調査方法:インターネット(クロス・マーケティング QiQUMO)
- エリア:全国
調査内容の概要
- 自営業者、役員・経営者の約80%が法定三帳簿を知らない
- 男女ともに知っている割合はあまり変わらない
- 年齢別に見ると20代と70代が法定三帳簿を知っている割合が高い
- 採用している企業でも4割以上の役員・経営者・自営業者が法定三帳簿を知らない
法定三帳簿はほとんど知られていない
法定三帳簿とは1人でも従業員を採用した場合に整備することが義務付けられている帳簿のことを指します。「労働者名簿」「出勤簿」「賃金台帳」の3つを指します。2019年4月から年次有給休暇管理簿も整備が義務付けられ、「法定四帳簿」とも呼ばれています。
本来であれば事業を営む自営業、もしくは役員・経営者であれば知っておかなければならない知識ではあります。しかし、実態を見てみると、約80%の自営業者、役員・経営者が法定三帳簿(もしくは法定四帳簿)を知らないという結果になりました。
男女別でみても、法定三帳簿(もしくは法定四帳簿)を知っている割合は男性24%、女性19%と大きな差はありませんでした。
男女別法定三帳簿の認知度
知っている | 知らない | 知っている割合 | |
男性 | 34 | 105 | 24% |
女性 | 31 | 130 | 19% |
また年代別に見ると、20代と70歳以上が平均を上回る認知度でした。
知っている | 知らない | 知っている割合 | |
15歳以上 | 0 | 2 | 0% |
20代 | 24 | 45 | 35% |
30代 | 14 | 46 | 23% |
40代 | 8 | 44 | 15% |
50代 | 5 | 38 | 12% |
60代 | 5 | 42 | 11% |
70歳以上 | 9 | 18 | 33% |
採用している企業でも40%以上が知らないという結果
アンケートに解答したユーザーのうち、所属企業で採用活動を行っている企業は65(21.7%)でした。採用活動を行っている企業のうち、法定三帳簿を知っていると答えた割合は55%でした。
アンケート結果のまとめ
今回のアンケート結果では法定三帳簿(もしくは法定四帳簿)が役員・経営者、自営業者にとってもあまり馴染みのないものであることがわかりました。法律で整備することが定められているものであっても、知られておらず、企業と労働者の繋がりや信頼関係が揺らぎかねない結果となりました。
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※クロス・マーケティング QiQUMOを利用した調査