(マーケティングクイズ3)競争地位別戦略ってなあに?
競争地位別戦略はマーケティングの研究者として非常に著名なフィリップ・コトラーが提唱した理論の一つです。自社が市場においてどのポジションにいるのか、どのポジションでいたいのかによって戦略が変わるというものです。
- リーダー
- チャレンジャー
- フォロワー
- ニッチャー
リーダーはわかりやすく、その市場のトップです。自動車で言えばトヨタ、清涼飲料水ではコカ・コーラ、証券会社であれば野村證券がリーダーです。リーダーはシェアが大きくキャッシュも豊富なため、チャレンジャーやフォロワーのマネをするだけでも十分な収益を上げることができます。二番煎じでも、大きな利益を獲得できるのがリーダーです。
チャレンジャーはリーダーに取って代わろうとするポジションです。ネットショッピングだったらAmazonに対抗しようとする楽天やヤフーショッピングが、携帯電話だとドコモに挑むソフトバンク・auがチャレンジャーです。チャレンジャーはリーダーよりも新しい商品や洗練されたサービスを開発し、市場に投入していく必要があります。差別化を行うことが重要なポジションです。
フォロワーは3番手以下のポジションになり、リーダーに取って代わることがないポジションです。ある程度の市場シェアを確保し、それを維持していくことで企業存続を行います。基本的にリーダーやチャレンジャーの真似をし、低価格戦略でポジションをキープします。
ニッチャーはリーダーやチャレンジャーがシェアが大きいために取ることができない戦略を取るポジションです。例えばリーダーにとっては小さすぎる市場を狙ったり、かなりマニアックな商品を展開することができます。中小企業のほとんどがこのニッチャーと言えるでしょう。
どのポジションでいるかによって取るべき戦略が違うため、自社はどの商品でどのポジションにあるかを確認しておきたいところです。
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