詐欺サイトにご注意を。ROASはいきなり最高値は出ません
通販の詐欺サイトが世間で話題になっています。
某新聞系ニュースサイトにあった記事ですが、富士山の形をしたグラスを購入した人が、普通に買ったら1万円ぐらいするものが、5千円以下で買えたが実際、手元に届いたら100円で買えるようなものだったようです。
詐欺サイトなどはそこそこ存在しますから、注意が必要ですね。
詐欺サイトに引っかからないためには?
Amazonや楽天など様々なサイトがあり、実際にそれが詐欺サイトか判別しにくいと思います。
今現在、様々なサイトの審査自体が厳しくなってきているため、そこまで露骨に粗悪な商品を売っているサイトが少なくなってきているのが事実ですが、それでも、詐欺サイトでないものでも粗悪な商品を売っている場合があるので注意が必要になります。
モールなどを使うのも一つの手ですが、詐欺サイトかどうか判別するポイントがあるのでいくつかご紹介します。
サイトURLを確認する
→ドメインが意味が通るものかどうか。名前がしっかりしているものかどうか。〇〇bike.comなど英語か日本語で書かれているかどうか確認。
※大体の詐欺サイトは、意味が分からない適当なドメインになっていることが多い
旧字体などがサイト上に使われているかどうか
→商品詳細や口コミ、会社概要、プライバシーポリシーなどを確認し、普段の日本語では使わない漢字があると要注意です。
※旧字体とは、中国語などで使われている漢字です。
詐欺サイトは無くなることはないので、私たちWEB関係者の私たちが見つけたら通報するなどして、利用者が安全に利用できるようにしていけるといいと思います。
ROASの継続的な出し方?ROASはトライアンドエラーが大切
ROASという言葉を聞いたことがある方も多いと思いますが、改めてROASとは「広告の費用対効果を表すもの」になります。
(例)1万円の広告を出した結果、3万円の商品が売れた場合…ROAS 300%
ということになります。
ただ、広告の効果はROASだけでは語れないのが事実です。
広告以外の部分を取り除いたら、前年比ROAS120%ということもあるため、間接的に売上に繋がるものもあるのでそこを押さえておく必要があります。
たまにROAS1000%という話も聞きますが、基本的にいきなり達成することはなかなかないです。稀に行くものもありますが、偶然が重なっただけということも多いです。偶然上がっても大抵の場合、1〜2ヶ月で大きくROAS下がっていってしまうため注意が必要になります。
いきなり成功することを考えるのはWEBマーケティング的な考え方ではなく、ギャンブルに近いでしょう。WEBマーケティングの基本は「トライ&エラー」が大切です。トライ&エラーのやり方は、「PDCA」を回していく(繰り返していく)ことが基本です。
【仮説を立てて(P)、それを実行し(D)、検証(C)、再度実行する(A)】
基本的なことですがこれを繰り返すことで、ROASをどんどん上げていけるようになります。
(例1)認知を上げるために広告が必要=動画広告を中心に動く
(例2)認知は取れているので、差別化が足りない=キャンペーンやQ&Aを増やす
WEB広告は資金を多く投じたからといって売上に繋がるかといったらそうではありません。資金を投じるだけで売上が上がるのであれば、中小企業が勝てるはずないのです。資金をいくら投入したとしても、それが売上に直結しないのがWEB広告です。IT化が進んでいない地域の方たちがWEB広告に対して大きく期待をしていますが、私たちWEB関係者は、その人たちに正しい認識を与えることが必要になってきます。
ITの進んでいない地域の人達の期待値と私たちの認識を合わせていくことが、私たちの役割なのではないかと思います。