広告運用代行をお願いすると、まず何から始める?

株式会社キヨスルは広告の運用代行をメインで行っています。そのため、GoogleやYahooの広告運用代行を依頼された場合、最適なご提案を行うように動きます。

実際に広告運用のご相談があった場合、弊社がどのようなことをするのか、ご紹介します。

あくまでビジネスの推進のために行う

まず、最初はヒアリングから始めます。これはウェブサイト制作などと同じですが、必ず「目標」を設定します。このときの目標は「クリック率を改善する」や「CPAを〇〇円以下にする」といったものではなく、ビジネスの目標からの延長線上にあるものです。ビジネス目標に直接貢献するものにします。

ビジネス目標の多くは「売上〇〇円を達成する」や「全国に100店舗を達成する」といったようなものかと思います。こういった目標の達成に貢献できるマーケティング目標を設定します。例えば「広告費全体に対して、売上高〇〇円を達成するため、20%の構成比までアップさせる」「100店舗に足りない20店舗分の店長候補を半年で確保するための広告」などです。

CPAやROASなども悪くはないのですが、きっちりとビジネス目標に合わせた形で説明できるようにしたいと思っております。もちろんそういった事ができないパターンもあるので、そのときはできるだけご希望に合わせたいと思っています。

まずは現状分析から

Web広告だけで考えれば、まずは現状分析から行います。現在の立ち位置から目標までに、どのくらいの差があるのかを見ます。売上などもわかれば教えてもらうこともあります。

Web広告だけで言えば、まずは下記のようなものを見ています。

  • アクセス数は十分かどうか
  • コンバージョン率は十分かどうか
  • 直帰率はどのくらいか
  • 平均滞在時間はどのくらいか
  • 問い合わせページへのアクセス数はどのくらいか
  • 離脱率が高いページはどこか
  • 滞在時間が短い・直帰率が短いアクセス元はどこか
  • どう言うユーザーが来ているか

仮説を立ててテストからやる

そして実際に契約を行ってから、運用を行う場合にはまずは仮説を立ててテストを行います。いきなり大きな金額で行ってもうまくいかない可能性もあります。もちろんいきなりすごい成果が出ることもありますが、それでもまずは5万円や10万円などの金額でテストを行います。

テストを行うと、表示回数・クリック数・クリック率・コンバージョン数・コンバージョン率などがわかります。また、どのような地域、時間帯、ユーザー、デバイスに効果的かといったこともわかります。全くお金を出さなければ、予想でしかないので、ちょっとした費用を使うだけでいろいろな情報がわかります。

特にクリック率やクリック単価、コンバージョン率などは予想からブレやすいです。一応、Googleのキーワードプランナーである程度わかるのですが、コンバージョン数等はかなりズレがあります。クリック単価も違うことが多いので、そういった意味からもテストを行っています。

広告運用以外も行います

「Web広告の運用だけしかしないの?」と言われることもありますが、もちろん他の施策についても行うことはあります。SEO対策用の記事を作成することもありますし、SNSの運用に関しての代行する場合もあります。弊社では難しいことであれば、弊社の連携している企業にお願いすることもあります。

基本的にWeb広告をメインに行なってはいますが、必ずしもWeb広告がベストとは言えません。ベストではない場合はより良いご提案を行います。Webマーケティング全体をご支援しているのが株式会社キヨスルです。

まとめ

  1. 依頼があればまずはヒアリングから
  2. ビジネス目的の達成と結びつける必要がある
  3. 仮説を立ててテストを行う

投稿者プロフィール

松本 孝行
松本 孝行代表取締役
兵庫県伊丹市出身

2006年、立命館大学経営学部卒業後、パソコンソフトの卸売会社、総合商社子会社に就職し、2008年に独立。

2011年頃からSEO対策・アフィリエイト用の文章制作から、独学でリスティング広告やアクセス解析、SNS広告などを学び、サービスを展開。

短期大学の情報処理講師や職業訓練校のWebサイト制作クラス・ECマーケティングクラスなどで講師を担当。

現在は株式会社キヨスル代表取締役として、Webマーケティングをデザインすることでクライアントのビジネスに貢献する。

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