GA4のレポートとECサイトの王道とは?

ウェブマーケティング界隈ではGA4の話が盛り上がっています。ユニバーサルアナリティクスが2023年6月末で終わり、ということもあって、多くの人が変更のために四苦八苦しているようです。今までのUAに比べるとイベントというのを単位にしているので、その部分が難しいなとは考えています。

レポートは数字を羅列されてもわからない

レポートについて他社と比較する機会がありましたが、結構違いがあります。データポータルや他社の有料レポートサービスでも基本的には数字とグラフが出てくるくらいのものです。Analyticsに慣れている人はいいですが、そうではない人が我々のお客さんになっています。

お客さんが本当にほしいのは「その数字を見てわかること」です。だからその数字を見て、どういうふうなことがわかるのか、何を次にすればよいのか、そういった解決策がほしいわけです。表とグラフのレポートは悪くないですけど、多分本来欲しがっているものっていうのはまた違うと思います。

今後、GA4は基本の項目というのもありますが、どちらかというとレポートをカスタマイズしていく必要性があります。私が今までやっているレポートのように、会社ごとに欲しい情報というのは違いますから、それらをカスタマイズするのは一苦労するかもしれません。とはいえ、今までよりも細かい事がわかるようになるかと思います。

ECサイトで売るための王道は「コストをかけないこと」

ECサイトでいろいろなものを売りたい、という人は少なくありません。そういったお話もよくお伺いします。その際に始める王道の方法というのがあります。それがECサイトはコストを掛けずに行うことです。今だとStoresとBASEから始めるのが王道と言えるでしょう。メルカリ・paypayモールなんかもいいですね。

実際に商品が売れるかどうかというのはわかりません。売れるにはどうすればよいのか、何円なら売れるのか、どのような売り方がよいのかなどを考えるのです。そこにコストを掛けては継続性がないので、できるだけコストを掛けずにトライアンドエラーを繰り返します。

最初はできる限りコストを掛けないで、売上を上げていく。そして売上が上がっていけば横展開していくのです。yahooショッピングや楽天、Amazonというように。昔は楽天もAmazonも出せば売れる時代もありました。しかし今はコストは掛かるし、広告を出さないと売れない時代なのです。だから商品力をつけて、認知度を上げてから横展開をするというのが王道です。

インターネットで何かを売りたい場合にはコストを掛けずに行きましょう。

投稿者プロフィール

松本 孝行
松本 孝行代表取締役
兵庫県伊丹市出身

2006年、立命館大学経営学部卒業後、パソコンソフトの卸売会社、総合商社子会社に就職し、2008年に独立。

2011年頃からSEO対策・アフィリエイト用の文章制作から、独学でリスティング広告やアクセス解析、SNS広告などを学び、サービスを展開。

短期大学の情報処理講師や職業訓練校のWebサイト制作クラス・ECマーケティングクラスなどで講師を担当。

現在は株式会社キヨスル代表取締役として、Webマーケティングをデザインすることでクライアントのビジネスに貢献する。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA