流行りのショート動画の効果的な使い方

TikTokの流行により、最近は20分30分もある長い動画ではなく数分で終わるショート動画が流行っています。今回はロング動画とショート動画の使い分けや、ショート動画の位置づけについてお話します。

ショート動画は再生数が伸びやすい

TikTokを始めとして、YouTube shortsやInstagramのリール動画など、ショート動画が非常に人気です。TikTokとYouTubeではショート動画でも収益化ができるようにもなっており、インフルエンサーはもちろん各企業も参入し始めています。Instagramを始めとしたSNSはショート動画に非常に力を入れており、多く優先して再生させるような傾向にあります。特に力を入れていなくてもショート動画は再生数が伸びやすい側面があるのですが、弊社のInstagramでも再生数が1000回を超える動画が2本ほどあります。

このようにショート動画は認知を拡大するのに非常に役立っています。ただショート動画の平均的な動画時間は1分程度と非常に短く「本当にこれで認知アップになるのか?」と思う人も多いかもしれません。実際にどのくらいの効果があるか?というと、ショート動画だけでは効果が薄いのが現実です。例えば人気のTikTokrはTikTokだけで収益を得たわけではありません。テレビ・雑誌・他のインフルエンサーの動画に出演するなど、様々なメディアを駆使して認知度を上げ、人気になり、収益を上げることに成功しました。

つまりショート動画は簡単に言うと「見出し」です。検索結果に出てくる見出しと同じで、それをクリックすればホームページに飛ぶように、より詳しい説明は別の動画やウェブサイトに任せると良いでしょう。ですので、ショート動画はインパクトの強い物を作って、とにかく関心を引くことを目的に使うと良いでしょう。

ショート動画で興味をもたせ、ロング動画に誘導する

ショート動画の位置づけが分かったところで、どのように活用すればよいでしょうか。おすすめは「ショート動画でロング動画へ誘導すること」です。ショート動画で関心を惹き、ロング動画へと誘導する、You Tubeではこれが今一番効果的と言えます。

この方法は弊社が開発したわけではなく、Googleの調査による推奨される方法です。Googleの調査によると、Z世代の約6割がショート動画で興味関心のあるものを探し、興味関心を持ったらその長時間動画を見る、という結果が出ています。つまりZ世代はショート動画を見て良いか悪いかを判断します。広く浅くショート動画を情報収集のために使っているという事です。

Googleも今後はショート動画とロング動画を両方使っていく事を推奨しています。ショート動画だけ、というのはあまり推奨されません。またこれはGoogleはロング動画への誘導となってますが、他にもホームページやSNS・実店舗など、ショート動画で興味を持ってもらったユーザーにはより深掘りしてもらえる媒体へと誘導するのが良いでしょう。ショート動画からロング動画への誘導やYouTubeでの収益化はもちろん、問い合わせ数の増加などにつなげていくのが今後のトレンドと言えるのではないでしょうか。

ただこれはZ世代、若い世代に限った話でもっと上の世代にはまだまだ浸透していません。ですが、今の若い世代が30代40代となる事を考えると、このトレンドは今後も続くのではないかと思っています。

ショート動画は現在、各SNSで優遇されており、ユーザーの目に留まる可能性も長編動画に比べて格段に上です。ぜひショート動画を使ってみてはいかがでしょうか。

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