即売り上げにつながるウェブ広告とは?

ウェブマーケティングを求めるお客様の中には「すぐに効果を出して欲しい」という声をよくいただきます。残念ながら、すぐに効果が出るウェブ広告はほとんどありません。ですが、「すぐに効果が出る可能性」のある広告ならあります。あくまで可能性である事をご了承の上、ご覧ください。

即効性の可能性があるのは、検索連動型広告・ライブコマース・メールDM

ウェブ広告においてユーザーの行動様式は、AIDMA(アイドマ)が歌われていた時代から変わっていません。認知してもらい、興味を持ってもらい、その情報を調べて購入につなげる、という流れです。最近ではGoogleが提唱しているのですが、認知からすぐに購入に移る人や、比較検討して良いと思ったものの購入せずに認知・興味に戻る人、といったように行動様式があっちこっちに行く「パルス消費」や「バタフライ・サーキット」という例もあげられています。

ですが、このようにモデルから外れた動きをしている人達は少数で、多くの人は認知・比較検討、そして購入の流れになります。この形が大きく変わる事はなかなかありません。

しかし、そんな中でもあえて即効性の可能性がある広告の1つが、検索連動型広告です。検索連動型広告を使用すると、広告を出したその日に問い合わせが来て、売り上げが跳ね上がる時があります。もちろん、検索連動型広告を出せば必ず効果が出るという訳ではありませんが、検索者のニーズに合えば、売り上げにつながる可能性があります。また、刈り取り型の広告ですので、顕在客を狙えば効果が出やすい広告です。

私のお客様でも、一日目から売り上げが上がった事例はございます。マイナス面はどうしても費用がかかる事と、クリック後のランディングページの出来で効果が上下するので、注意しましょう。

2つ目がライブコマースです。日本ではまだあまり浸透していませんが、中国などではかなり発展しています。インフルエンサーがライブ配信で商品紹介を行い、配信画面から商品購入が可能な方法です。日本で似ているものを挙げるならば、テレビショッピングでしょうか。テレビショッピングでも、放送時間中のみの割引などがありますが、ライブコマースでも配信中の購入のみ割引や、おまけがつくという手法も使えます。

また、このライブコマースの良さはインフルエンサーが行う点です。「あの有名人と同じ商品が使える」という仕掛けをが購買意欲を促進させます。ライブ配信を行えば売り上げの跳ね上がりが期待できます。

マイナス面は、インフルエンサーに支払う費用が高い点です。そして、撮影にお金と労力もかかりますので、すぐにでも売り上げが欲しい人の考えとは少し違うかもしれません。

3つ目がメールDMです。前出の2つは、ECやBtoCをメインにしたものでしたが、BtoBの場合はこちらがお勧めです。企業向けにメールDMを送るのが一番即効性があります。

ただマイナス面として、不特定多数に送るとスパム行為になるので、注意が必要です。もしこのメールDMを行う場合は例えば、「大阪府の○○業の人だけに送る」といったように、必ずメールの送信先を選定しないといけません。また、選定作業を自社で行うには時間がかかりますし、外注をするにもそこそこの費用がかかる点はデメリットでしょう。

ウェブマーケティングは情報発信を続ける事が大事

ウェブマーケティングで、「今すぐ売り上げを上げて欲しい」と考える人は年齢の高い方に多い傾向にあると感じます。インターネットはあまりお金がかからずにできると思っている人も多い印象です。ですが、現実にはウェブマーケティングはお金も労力も時間もかかります。

ウェブマーケティングを成功に導く方法は一つしかありません。それは今も成功している企業と同じように、情報発信と改善をずっと続けることです。ウェブサイトや広告の制作と改善、SNS、YouTubeなどを駆使して情報発信を繰り返し、その情報の精度を改善していって、初めてウェブマーケティングの効果が出ます。改善をしなければ、いくらお金を出してもウェブマーケティングは成功できません。

昔は確かにもっと効果が高い時代もありましたが、今やウェブマーケティングには魔法の杖も銀の弾丸もありません。本気でやっていくのであれば、情報発信を必ず続けていくことをオススメしたいと思います。

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