Microsoft広告はBtoB企業に向いている理由とは

Microsoft広告と聞くとピンとこない人も多いかもしれません。ですが、実は知らない間に使っている可能性があります。

Yahoo!広告を利用しているとBingにも表示される

Microsoft広告とは、BingというMicrosoftの検索エンジンで出す事ができる広告です。Microsoft edgeを開くとデフォルトで設定されているホーム画面ですので、見た事がある人も多いかもしれません。ではこのMicrosoft広告を知らないうちに使っているとはどういう事なのでしょうか?

実はYahoo!広告を利用していると、Microsoft広告にも表示されるようになっています。ですが今後はMicrosoft広告には表示されないように変更されますので、もし引き続きMicrosoft広告を利用する場合はMicrosoftアカウントの作成をお勧めします。

Microsoft広告はBtoB企業と広告費を抑えたい人にお勧め

現在、Microsoft広告を知らず知らずのうちに利用している人や、利用を検討している人もいるでしょう。Microsoft広告の利用に向き不向きの業種があるので、事例等をご紹介します。もちろんこの向き不向きがすべてではありませんので、ご参考程度にお願いします。

まず向いている業種の1つめが、BtoBです。

検索エンジンの利用率は様々な所で数値化されておりGoogleが約8割と圧倒的です。しかし、パソコンに絞るとGoogleの次に使用されているのはYahoo!ではなくBingになります。これはなぜなのかと言うと、先述したようにMicrosoft edgeにデフォルトで設定されている検索エンジンなので、そのまま使い続ける人が多いのです。そのため、パソコンを使う企業の担当者向けにはMicrosoft広告が向いているわけです。

2つめは広告費を抑えたいという企業におすすめです。

最近はGoogleの検索連動型広告の単価も上がってきており、1日100円で出せるキーワードもかなり減りました。CPCが高いと、広告費を抑えたくてもなかなか抑えられない状態です。ただ、Microsoft広告ならBingの利用者がGoogleに比べて少ない分、1つのキーワードを10~20円で出す事も可能です。弊社で利用しているMicrosoft広告の場合、クリック単価が平均で15~20円とかなり安く抑えられています。40円と高いものもありますが100円を超えるものはなく、広告費をあまり多く捻出できない場合にお勧めです。

chatGPTとのコラボレーション

これは向き不向きとは少し話が変わりますが、chatGPTとの兼ね合いの話があります。

実はMicrosoftはchatGPTにかなりの額の投資を行っており、このお金を回収する為にchatGPTをキャッシュポイントにしようとしています。その一環としてBingでの検索にchatGPTが答えを出すのではないかという話が浮上しています。もしそうなるとchatGPTにBingの検索結果を表示し、その際にMicrosoft広告も表示するといった事が可能になりますので、収益化ができるようになります。現在でも一部、Bingの検索にChatGPTが使われています。

もちろんこれは可能性の話で必ずこうなるという訳ではありませんが、Microsoftが巨額の投資をしている以上chatGPTが今後何かしらの形でBingとコラボレーションするのは絶対にある話です。なので先にMicrosoft広告を出しておく事で、chatGPTとのコラボレーションの際に有利になるのではないかと考えています。

どんなものでも先に手を出して少し触っておく事はマーケターにとって非常に大事な事ですので、好奇心を持ってやってみるのも良いでしょう。

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