専門用語が分からないと恥をかく!?
オンラインで打ち合わせや面談をしていると、「知っている風」を装う人と出会うことがあります。これはウェブマーケティング業界以外でもよくある事ではないかと思います。どんなに「知っている風」を装っても共通言語(専門用語)が通じていないと判断されてしまうと、「この人ダメだな」と思われてしまいます。
共通言語を知らない=実力不足とみなされる
共通言語はどの業界にも少なからず存在する可と思います。どんなに知っている風を装っても、最低限の共通源をを知っていないと、どうしても悪い印象になってしまう事が多いです。
共通言語は、もちろんWebマーケティング業界にもあります。これはここ最近弊社で感じた事ですが、特にWebマーケティング業界では、最低限知っておかないといけない共通言語があります。これは知識のひけらかしなどではなく、情報交換などの際に当たり前に使われるためです。お互いに知っている前提で話し始めるため、知っておかないとそもそも会話に入る事ができません。
例えば、「KPI・KGI」「コンバージョン・キーイベント」「リードナーチャリング」などです。これらのキーワードはWebマーケティング業界では当然知っていると思われるものです。このような共通言語を知らないと同じ業界では実力不足とみなされ、信用されまないでしょう。
そしてそれは、お客への不誠実な対応にもつながります。共通言語を知らない=知識・実力不足なので、お客様への施策の成功率が下がってしまいます。共通言語をきちんと知っている事は、学習したり、経験したことであり、それが顧客に提供する知識・ノウハウに繋がります。
ウェブ系は文化的にもオープンな特徴があります。知らないならすぐに検索して学分環境があります。最初からすべて知っている人はいません。自分のためにもお客様のためにも共通言語は、しっかりと学んでおく事をおすすめします。
お客様には共通言語で話さない
ただし、共通言語を誰にでも話して良いわけではありません。特にお客様に対しては、相手が分からないような共通言語を使う=不誠実にもなってしまいます。ですのでお客様には逆に、共通言語を使わない事を心がけましょう。
例えば下記のような言い換えをすることも重要です。
- webサイト→ホームページ
- KPI→目標数値
- コンバージョン→ゴール
などのように、より一般的な言葉で分かりやすく、きちんと内容を伝える事が重要です。
そしてこういった分かりやすい言い替え・説明は、伝える側が共通言語をきちんと認識していないとできません。曖昧にしか知らない人は、そもそもの言葉を分かっていないので説明する力がありません。もしお客様への説明の際に言い替えの言葉が浮かばない人は、もう少しその言葉を深掘りして学習してみると良いでしょう。
web業界は一生学習が必要な業界
web業界には様々な人がやって来ます。前職に関わりなくweb業界を勉強し、仕事をこなしていくのですが、スクールを卒業すれば学習が終わるわけではありません。web業界は一生学習が必要な業界です。なぜならば、webに関わる仕事は基本的に専門職で、業界外の人よりも深い知識・豊富な経験が必要な業界なのです。
例えばデザイナーなら新しいツールを常に学ぶ必要がありますし、コーダーならCSSの新しいプロパティやJSのライブラリなどを常に学ぶ必要があるでしょう。マーケターなら新しいSNSや宣伝方法を学ばなければなりません。スクールを卒業したら次は現場のレベルにキャッチアップする学習が始まります。流行り廃りの激しい業界ですので、廃れたらすぐに次を学ぶ、一生学習が必要な業界、それがWeb系の業界なのです。