知らない人は絶対にいる!知識や経験を共有するという文化が重要

「自分の中では当たり前・常識だと思っていた事が、意外とそうではなかった」そんな経験は誰しもあるかと思います。実はこれ、マーケティング的にもWeb系でも重要な考え方です。

自分の常識は他人の非常識になる

近年Webマーケティングが浸透し、SNS運用が当たり前になりました。ですが、その前からWebマーケティングは行われてきています。その代表がSEO対策です。今でもよく聞くSEO対策ですが、ビジネスマンに聞いて見ると、実はたったの3割しかSEO対策を知りませんでした。しかもそのうちの2割は名前しか知らない人達です。つまりSEO対策について中身まである程度知っている人は、たったの1割しかいませんでした

我々Webマーケティング業界では、SEO対策は当たり前に使う言葉ですが、世間では知らない人がほとんどです。そしてこういった事は、Web業界ではよくあります。例えば「デザインカンプ」や「figma」など、自分達は普通に使っている言葉でも、世間では知られていない事がたくさんあります。

ですので、自分の当たり前を他人の当たり前だと思わない事が、非常に重要です。自分にとっての常識は他人には非常識になりますし、他人の常識も自分にとっては非常識になるのです。Web業界には知識や経験を共有する文化がありますので、自分だけで満足して終わる・納得して終わるのではなく、そこから得たものを共有するようにしましょう。

知らない人は絶対にいる

また、実績を積み重ねて会社や商品が有名になってきたと思っても、世間では知られていないと思う事も重要です。

展示会に行くと、大きなブース・派手な装飾でいつも出展している企業が複数あります。これはいつも来ている人からすると、「また出店しているな」と感じますが、展示会に初めて来る人もたくさんいます。そのため、毎回出展している企業は初めての人や、まだ自分達を知らない人に向けて、繰り返しアピールするためにいつも出展しているのです。ある程度売れてくると「知られている」という意識を持ってしまいがちですが、みんなが知ってくれている事はありえません。

例えばトヨタを知らない人は少ないですが、それでもトヨタがCMを止める事はありません。どれだけ有名になっても、世の中から「知らない人」がいなくなる事はありえません。また、知っていても名前だけ知っている人もいれば具体的な商品を知っている人もいます。知識の深さも人それぞれです。有名でも無名でも、情報発信を続ける事が重要になります。

マーケティング業界もノウハウ共有文化を

マーケティング業界は、元々広告代理店などがが主体だったため、非常に閉じた業界でした。知識や経験などが外に伝わりにくく、何をしているのかが不透明な部分が多かったです。しかし最近はWebマーケティング業界にも自分の知識や経験を共有する文化が広がってきています。例えばASUEさんは自社で行った運用結果を公開していますし、弊社でも自社で広告の操作方法などを解説した動画を投稿しています。

日本はマーケティングが弱い国と言われていますが、このように共有が進んでいけばより強いマーケティング文化が生まれるでしょう。

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