ChatGPTをウェブマーケティング・ビジネスで活用する方法
現在も何かと話題のchatGPTですが、ビジネスでの使い方ももちろんあります。ChatGPTにも強い部分と弱い部分がありますので、それを踏まえて上手く活用していきましょう。
chatGPTの3つの使い方
正直なところ私自身もビジネスでの活用方法を教えてもらうまで、単なる会話以外に使い道はないと思っていました。芸能人の事などを聞いても、誤った情報が返ってくる事が多かったからです。しかしこれはChatGPTの弱い部分のみを見て判断していた事でした。現在は使える部分がわかったので、しっかりと活用しています。
その1つ目がネタ出しです。
ラジオやブログ、Twitterなどで扱うネタ出しをChatGPTに手伝ってもらっています。
例えば「ウェブマーケティングラジオでのネタを出してほしい」と入力すれば、「アクセス解析」や「SEO対策」といった風に5~6個ほどのネタを出してくれます。その際、ChatGPTはアメリカがメインの為、まだ日本では馴染みの薄い「LinkedIn(リンクトイン)広告はどうでしょうか」といった提案をして来たりします。ある種、ChatGPTの面白さの1つですが、施策の提案はまだまだのようです。
2つ目がキャッチコピーや文章の作成です。
例えばブログの導入文を作成してもらったり、実用例で言うとデザインカンプのテキスト作成です。知り合いでChatGPTを使用している方はデザインカンプのテキストに、今までは「テキスト」と入力していました。いまでは、ChatGPTに作成してもらった、会社の特徴を踏まえた文章を入力するようにしているそうです。このように「テキスト」ではなく「きちんとした文章」が入力されていると、後々にテキストを考える手間が省けますし、アレンジして使用する事も可能です。
3つ目がプロット作成です。
私が実際に使用した方法ですが、動画で自社の紹介ができればと思い「ウェブ動画を作りたい」とChatGPTに聞きました。すると、「導入は○○で次は○○を、最後は○○で締める」といったように起承転結を踏まえたプロットを提案してくれました。もちろん動画そのものを作る事はできませんが、「ここで事例を入れて、ここでロゴを入れてください」という風に具体的なアドバイスがもらえます。このように「○○がしたい、どうしたら良いか?」といった部分を尋ねるのは、ChatGPTに非常に向いている事だと思います。
ChatGPTは正確な情報のピックアップが苦手
上記の3つは私や知り合いなどが実際に使用している方法です。逆にやってみたものの上手くいかなかった事例も1つ紹介します。
売上規模などを絞って。アタックリストの作成に挑戦してみましたが、できあがったリストはほぼすべて架空の企業の情報でした。このようにChatGPTは今現在の情報や正確な情報をピックアップする事が非常に苦手です。
これを踏まえた上で上手く活用すれば、広告のキャッチコピー作成が簡単になったり、思考を深くするなど、ビジネス効率はかなり上がっていくのではないかと思います。