ソーシャルセリングって知っていますか?【BtoB企業必見】

ウェブマーケティングからは少し離れてしまいますが、知っていて損はないソーシャルセリングについてのお話です。聞きなじみがないかもしれませんが、売上アップにつながる施策です。特にBtoB企業の方は知っておいて損はないでしょう。

ソーシャルセリングの3つのメリット

ソーシャルセリングとは、SNSを用いたオンライン・リモートでの営業活動のことです。BtoB・BtoCに限らず営業は必要不可欠ですが、ここ最近でこのSNSを用いた営業はかなり増えました。2022年ごろから話を耳にするようになり、主に東京のベンチャー企業が活用しているようです。

では、今なぜソーシャルセリングが選ばれているのでしょうか?理由は大きく3つあります。

まず1つ目が、直接会わなくて良いという手軽さです。コロナ禍で人との接触を避けなければいけない状況になり、オンライン会議やオンライン商談が増えました。その為、オンラインへのハードルが下がった事が、ソーシャルセリングへの抵抗感が薄まったと考えられるでしょう。

2つ目が、効率的な営業が可能な事です。対面営業と違い、SNSを活用する事で移動の時間を減らせますし、遠方への営業も可能になります。また、パソコンやスマホさえあれば、たくさんの人に営業をかけられるのも大きなポイントです。

3つ目が、営業先を選べる事です。狙っている営業先かどうかを、プロフィールを見る事で営業をかける前から確認ができます。効率的な営業のためにも相手先の情報を知ることは重要です。例えば「BtoBで従業員数10人以上の会社」に営業をしたい場合、そういった会社のアカウントや社長アカウントを見つけてアプローチできるのです

ソーシャルセリングの3つのデメリット

ソーシャルセリングのメリットを3つ紹介しましたが、当然デメリットもあります。

まず1つ目が迷惑がられる可能性がある事です。これは皆さんも想像しやすいかと思います。SNSをする人は何かの売買を目的にしていません。友人や同じ趣味のユーザーとつながる事を目的としています。そこに営業色の強いリプライやDMがくるとブロックされる事もありえるでしょう。

とはいえ、営業は基本的に迷惑なものなので、ソーシャルセリングだから特別迷惑という訳ではありません。

2つ目が工数がかかる事です。ソーシャルセリングは効率が良いと先述しましたが、それは対面営業やテレアポに比べると効率が良い、という意味です。実際にソーシャルセリングをするとなると、基本的には1つのアカウントで1つの営業をかける「1対1の営業」になり、手間がかかります。例えば狙ったアカウントにDMを送るには、一人ひとり個別に送る必要があります。ウェブサイトのフォーム営業に近いものをイメージしてもらうと分かりやすいでしょう。

3つ目が、プライベートとの使い分けが必須な事です。1つ目とつながる部分がありますが、基本的にSNSはプライベートで使っている人がほとんどです。そこで営業をされても喜ぶ人はいません。営業OKなアカウントかどうかを見極める必要があります。

どのSNSが効果的?

では実際にソーシャルセリングをしたい時、どのSNSを使うのが効果的なのでしょうか?

今現在、ビジネスで一番使われているのはLinkedinだと言われています。登録者数はまだ300万人ほどですが、元々求人を出せる機能が備わっている為、ビジネス色の強いSNSです。営業もあまり嫌がられない傾向があります。

2つ目はFacebookです。若い世代やベンチャー企業は、Facebookのメッセンジャーでやり取りをする事が多い印象があります。実名登録がされているので、しっかりとやり取りができる安心感もあります。

3つ目はX(Twitter)です。IT系・クラウド系との相性が良く、ビジネス系のアカウントも多々ありますので、そういったアカウントを探して営業をすると良いでしょう。元ライブドアの田端信太郎さんも、Xで活発に営業して客先を確保しているようです。

ソーシャルセリングをおすすめできる企業とは

ソーシャルセリングについて内容はご理解いただけたと思いますが、これはどんな企業がやるべきでしょうか。

ソーシャルセリングをおすすめできる企業は主に、

  • 現在の営業手法に限界を感じている
  • BtoBの企業で新しい営業手法を探している
  • 対面営業が苦手
  • 効率的な営業を目指したい

の4つです。

特にBtoB企業はソーシャルセリングという手法が出てきたおかげで、SNSを活用できる時代になりました。ソーシャルセリングで新しい層に営業をかけたり、オンラインの強みを活かしたりして、より良い営業をするチャンスが出てきたと言えるでしょう。

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