日本でアクセス数1位のサイトはGoogle、では2位は?
Similar Webの調査によりますと。日本で最もアクセス数が多いWebサイトはGoogleです。では2位のサイトはなんでしょうか?日本のアクセス数が多いWebサイトを見ていくことで、方向性などが見いだせるかと思います。
(参考:日本におけるWebサイトランキング - Similar Web)
2位は今でも強いYahoo! JAPAN
日本で2番目にアクセス数が多いのは、Yahoo! Japanです。未だにYahooの人気は日本で高く、アクセス数も多いということがわかります。3位がYouTubeとなっており、YouTubeをWebで見る人よりも多いと言えます。
4位以下は様々なサイトがありますが、特徴的なサイトで言えば下記のようなものがありました。
- Pixiv
- TRILL
- cybozu.com
- bakusai.com
Pixivはイラスト・グラフィックのファンサイトで、様々なイラストレーターが所属しています。アニメや漫画文化が強い日本ならではと言えるでしょう。
XやInstagramのアクセスも多いのですが、SNSではFacebookもアクセスが多く、上位に付けています。ビジネス利用も合わせていることもアクセス数が上がる理由なのでしょうか、Facebookのアクセスが上位に入るのは意外でした。
TRILLは女性向けの読み物サイトです。yahooニュースなどによく出てくるみたいで、サジェストを見ると、あまり評判が良くないようです。
サイボウズは企業サイトですが、企業サイトがアクセス上位に入るのは快挙といえるでしょう。社長の青野さんは夫婦別姓の社会運動を行うなど、ビジネス以外でも目立っているのも、要因かもしれません。
また爆サイも入っていました。爆サイは2chのような掲示板サイトで、様々な掲示板で昔ながらのやり取りが行われています。アンダーグラウンドな話題ができることもアクセスが多い要因かもしれません。
アダルト・海賊版サイトへのアクセスが多い日本
また、特徴的だなと思うのがアダルトサイトです。dmm.comのような最大手アダルトサイトが入っているのはもちろんですし、シティヘブンネットのような風俗店総合サイトも上位にあります。さらに、素人投稿サイトのようになっているのが、fc2.comですが、こちらもアクセス上位にランクインしています。
ただ、このようなサイトだけでなく、海賊版AVサイトも上位にアクセスされています。さらに海賊版では「漫画村」が有名になりましたが、未だに海賊版漫画サイトというのがあり、それが上位表示しています。日本では思った以上に海賊版に対して、あまり抵抗感なく利用している人が多いということでしょうか。
ビジネスにどのように活かす?
さて、ではこれらの結果を用いて、どのようにビジネスに利用すればよいでしょうか?
まず第一にGoogle・yahooのアクセスが多い、強いということからSEO対策とリスティング広告はアクセスアップには必須と言えます。
第二にFacebookも含めてSNSへのアクセスはWebからでも多いという点です。SNSに力を入れて運用していく、SNS広告を出すというのも間違っていないと言えるでしょう。
第三はコンプライアンスを遵守することです。海賊版サイトへのアクセスが多いことから、コンプライアンス違反になる可能性が高い人もいます。法律違反・マナー違反等にならないよう、気をつけないといけません。
まとめ
- 日本ではまだまだGoogle・Yahooのアクセスは多い
- SNSのアクセスも多く、Facebookも以外に多い
- 違法サイトも日本では人気