ウェブマーケティングは実行して初めて意味がある

ラジオ収録時、Bingの検索結果で未だに自治体の偽サイトが上位表示されていました。1ヶ月経っても対応できていないのは、自治体ではなくBing側の問題でしょう。海外のIPアドレスのブロック、というよくある対策でBingが弾かれているのではないかというお話があります。まだまだ検索エンジンにはイノベーションの余地がありそうですね。

アクションを起こす事は実は難しい

セカンドチャンス(株式会社キヨスルの前身)のところへ依頼に来られる人に多い悩みが「何かしらの課題があり、その課題を解決する為にウェブマーケティングを導入したい」といったものです。

ウェブマーケティングは行動を起こして初めて意味があるものです。例えばSEO対策を行いたいのであれば記事作成やオウンドメディア作成、広告を出したいのであればGoogle広告の日々の運用、YouTube広告であれば動画の作成など…。アクションが一番大事なんですが、ウェブマーケティングを失敗する場合、アクションができない場合が多い気がします。

私が「御社の課題はこれですね。ではこの課題はこうして解決しましょう」と提案する事は、正直とても簡単です。課題への解決策も、ある程度パターンに当てはめる事ができます。ですが「じゃあそれを誰がやるのか?」という問題が出てきます。

仮に弊社で担当させてもらう事になったとしても「ウェブサイトを作成するなら30万円からです」と言われ、実際にお金を出す企業がどれだけいでしょうか。「こういった内容の記事を書いてください、この記事はこういう内容に変更してしてください」と指示をして、今行っている業務にプラスしてやれる人がどれだけいるでしょうか。そう考えれば、実はウェブマーケティングのアクションを起こすのは難しいんです。特に後者の場合は、従業員に残業などの負担を強いるのでより難しくなるでしょう。

ですので、私達のような人間がいくら分析をしてそれを提案しても、何も変わらない事が多いです。

経営資源を出さなければアクションは起こせない

では「実際にアクションを起こすにはどうすればいいのか?」と考えた時に、一番簡単なのが私達のようなウェブマーケティング会社への外注です。お金を出す余裕があれば外注が一番手っ取り早い方法です。

ただお金に余裕がない場合は、自社内でアクションを起こす必要があります。以前もお話した組織改革が必要になります。既存の業務の見直しと圧縮を行って、空いた時間を新しくウェブマーケティングに使うわけです。ですが業務の見直しと言ってもできる事は限られている場合も多いです。大企業なら時間を作る事も簡単かもしれませんが、中小企業だと今いる人数でフル回転している場合が多く、なおさら難しいでしょう。

その場合は3つ目の方法、ウェブマーケティング担当の人を新しく採用するという方法になります。ただこの場合も当然組織改革が必要ですし、新しく雇用する人のウェブマーケティングのスキルやノウハウが正しいものなのかを見極める難しさも出てきます。ですので、こうやって3つの方法を並べましたが、ウェブ関係が内製化できていない日本では、結局はお金で解決できてしまう外注が一番楽なのかもしれません

経営資源でよく「ヒト・モノ・カネ・情報」と言いますが、全く経営資源を消費せずにウェブマーケティングを活用するのは難しいという事でしょう。

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