広告と広報の違いとは?実は専門性がまったく違うという事実

広告と広報。文字も似ていて、同じようなものだと思われがちです。しかし、実は専門性がまったく違います。株式会社キヨスルでも広報を一部お手伝いさせていただいていますが、やはり広報専門の業者に比べると専門性が違うため、格が落ちてしまいます。

広告と広報の違いとはなにか

そもそも、広告と広報の違いとは何なのでしょうか?

広告はテレビCMやラジオCM・リスティング広告・SNS広告・YouTube広告など、代表的な施策がございます。これらに共通するのが、自社のアピールを自由に行える事です。もちろん、タバコはNGなどの一定のルールはありますが、かなり自由があるのが広告です。

対して、広報は広告のような自由はありません。社会的意義やニュース性のある内容を、メディアを通して発表するのが広報です。このメディアを通すと言うのが大きなポイントです。例えばテレビで発表する場合は、「○○の演出がしたいので○○と言ってください」というような、テレビ局側のフィルターが入ります。つまり、メディア側の報道したい形が優先され、自由度が低く、自分の言いたい事をすべて伝えられる訳ではありません。

マスメディアは国が認めて電波を使っていますのでどうしても、なんでも自由とはいきません。社会的意義やニュース性が必要になってくるのです。

この違いを比べてもらうと、広告と広報がまったく違うものだという事が分かるかと思います。そして広告が上手い人と、広報が上手い人がまったく違うものだという事も、想像しやすいでしょう。広報が上手い人が広告は上手くない、なんて事もよくあります。ニュース性の強いものを広告に使っても、売上につながらなければ広告としては失敗でしょう。

広告と広報は専門性がまったく違います。しっかりと分けて考えるようにしましょう

PR会社と無料でできる広報

広告と広報の違いをご説明しましたが、広報を専門にしている「PR会社」についてご説明します。

PR会社という言葉は聞いた事がある方もいると思います。PR会社は広告ではなく、広報を専門に扱っている会社を指します。ですが広報を専門とした会社、と言われても何をしてくれる会社なのか、いまいちピンとこないでしょう。

PR会社は主にプレスリリースと呼ばれるものを作ります。様々なメディアに向けて、「こんな事をしている企業があるよ」という報告書を作成しています。ただ、このプレスリリースは一企業でも個人でも作れます。もちろんPR会社は専門的に作っていますので、より良い表現や取り上げられやすいプレスリリースを作るという利点もあります。

プレスリリースを作るという点では自分自身でもできるのですが、PR会社を使うメリットとはなんでしょうか。それは各種メディアとの関係性の濃さです。例えば下記のようなつながりがあります。

  • 新聞社の記者と繋がりがありすぐに電話ができる
  • テレビ局のプロデューサーと繋がりがあり直接会う事ができる
  • 「こんなプレスリリースがありますよ」と直接伝える事ができる
  • 他のプレスリリースよりも、優先的に見てもらえる

とはいえ、PR会社は月100万円前後の費用がかかるなど、高額です。個人や中小企業ではなかなか手を出ないでしょう。

そこで使えるのが、無料のプレスリリース配信サービスです。下記のプレスリリース配信サービスは無料でも使えます。

また、記者クラブに情報提供するという方法もあります。商工会議所などの記者クラブにはポストがあり、そこに直接プレスリリースを入れる方法です。この場合、記者の目には必ず留まりますので、無料のプレスリリースサイトよりも確率は上がります。

(参考)記者クラブへの投げ込みの流れ「大阪商工記者会」にプレスリリースを持って行くー【交流特化型】大阪の本町にあるコワーキングスペース「オオサカンスペース」

ただし、この無料でできる方法はPR会社に比べて、記事などに取り上げてもらえる可能性がかなり低い事は留意しておきましょう。どうしても記事に取り上げてほしい場合は自社アピールだけでなく、メディアがネタに求める面白さ・新規性・社会性を取り入れてみると良いでしょう。

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