ニトリは来店率2倍に!ショート動画で成功する「自分ごと化」の秘訣と3つの落とし穴
「これからはショート動画の時代だ!」
「TikTokやYouTubeショートをやれば集客できる!」
そんな言葉をよく耳にするようになりましたが、本当にすべての企業がショート動画をやるべきなのでしょうか?
ショート動画のメリットだけでなく、「デメリット」や「落とし穴」について、マーケター的にどう考えればいいのでしょうか。
ショート動画のメリット:若年層への圧倒的なリーチ力
ショート動画の最大のメリットは、若い世代へのリーチ力です。 統計データによると、10代の約4割が「1日に1時間以上」ショート動画を見ており、ほぼ毎日見ている人は10代・20代で半数以上にのぼります。
(参考:【LINEリサーチ】ショート動画を「ほぼ毎日見ている」割合は、若い年代ほど高い傾向 | LINEヤフー株式会社のプレスリリース)
具体的な成功事例として、ニトリのTikTok活用があります。 こちらはビットスタースタジオさんという会社の成功事例ですが、ニトリはショート動画を活用することで、10代・20代の実店舗への来店率を約2倍に引き上げることに成功しました。
成功の理由は、動画の最初の2秒で視聴者の心をつかみ、「この商品を使えば自分の生活がどう良くなるか」という「自分ごと化」を促した点にあるとされています。
(参考:10代・20代の来店キッカケが2倍に!「ニトリ」のTikTokを活用したインフルエンサーマーケティングとは? | BitStar Studio (ビットスタースタジオ))
安易な参入は危険!ショート動画の「3つのデメリット」
しかし、ニトリのように成功する企業ばかりではありません。ショート動画には、見落としてはならない大きなデメリットが存在します。
- 数日で「消費」されて終わる
- ブログや長編動画は長く検索され続ける「資産」になりますが、ショート動画のトレンドは非常に短命です。短ければ数日で消費されてしまい、すぐに次の新しいコンテンツを作り続けなければなりません。
- 労力とコストがかかり続ける
- 常に新しいトレンドを追いかけ、動画を量産し続けるのは、担当者にとって大きな負担となります。無理なスケジュールで始めてしまい、途中で更新が止まってしまう企業アカウントは少なくありません。
- 「ブランド毀損」の危険性
- これがあまり意識されづらいリスクです。
「とにかくバズらせよう」「流行っているから」という理由だけで、自社のブランドイメージに合わないダンス動画や面白動画を配信してしまうとどうなるでしょうか。 視聴者からは「この会社は何がしたいんだ?」「誠実さがない」と見なされ、長年培ってきたブランドの信頼を一瞬で壊してしまう危険性があります。
- これがあまり意識されづらいリスクです。
まとめ:自社に合ったやり方はなんだろう?
ショート動画は、うまく使えば強力な武器になります。 しかし、「流行っているから」と無計画に飛びつくのは危険です。
- 最初の数秒で「自分ごと化」させる工夫ができているか?
- 流行りだからと、自社のブランドイメージを崩していないか?
- 無理なく継続できる体制があるか?
メリットとデメリットをしっかりと天秤にかけ、自社のビジネスに本当に必要な施策なのかを冷静に判断することが大切です。
投稿者プロフィール

- 代表取締役
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兵庫県伊丹市出身
2006年、立命館大学経営学部卒業後、パソコンソフトの卸売会社、総合商社子会社に就職し、2008年に独立。
2011年頃からSEO対策・アフィリエイト用の文章制作から、独学でリスティング広告やアクセス解析、SNS広告などを学び、サービスを展開。
短期大学の情報処理講師や職業訓練校のWebサイト制作クラス・ECマーケティングクラスなどで講師を担当。
現在は株式会社キヨスル代表取締役として、Webマーケティングをデザインすることでクライアントのビジネスに貢献する。





