共催セミナーは見込み顧客の集客に効果的!同業他社もウェルカムにしたほうが良い理由
共催セミナーというものを皆さんはご存じでしょうか?文字通り、複数の企業と一緒にセミナーを開催する事です。この共催セミナーには見込み客を獲得できるメリットがあります。
共催セミナーのメリット
弊社でも3~4社と共催セミナーをした事がありますが、これはIT・ウェブ業界ではよく見られる動きです。内容は「新規顧客を効率的に獲得する為のYouTube広告術」などのノウハウ系が多いです。
ではそもそも、セミナーを他社と共同で行う事にメリットはあるのでしょうか?自社だけで開催した方が顧客をひとり占めできる、と思うかもしれません。多くの企業が行っているように、共催セミナーはメリットがあります。
一つは共同で行う事により集客数が必ず向上します。セミナーの告知範囲が広がるため、参加者を増やす事ができます。自社だけで集客を行うとなかなか人数が集まりませんが、他社と共催することで自社が届かない部分をカバーすることが可能です。弊社では自社だけで行うセミナーに10人を下回る参加者しか集まらなかった事もありますし、多くても20人程度です。これが共催にする事で倍くらいの集客ができます。良い時は50人ほど集まった事もありました。
また、セミナー内容の幅が広がる事も大きなメリットです。例えば弊社ではYouTube広告についての話はできますが、YouTube動画そのものの効率的な作り方は話せません。そこで動画撮影・編集・制作の専門家と共催する事で、「YouTube広告」と「YouTube動画制作」両方の話ができるようになります。すると広告に興味がある人と動画制作に興味がある人、そのどちらも集客する事ができます。
共催セミナーの相手を探すには、Fangrowthやコラボルといった無料で使用できるサービスがありますので、まずはサイトを見てみるのもお勧めです。
同業他社は排除せずに、市場拡大がベター
共催セミナーを行うと「同業他社が参加したらどうするの?」という疑問・質問をいただく事があります。結論としては、弊社は気にしていません。同業他社とも共催セミナーを行いますし、同業他社の参加も気にしません。
同業他社との顧客の取り合いは当然あります。共催セミナーに限らず、相見積もりなども当然あります。どのような場合であっても、顧客獲得は競争です。同業他社に対して「共催セミナーにはこないで」と排除するよりも、競合との比較検討の際に選ばれるように努力をする方が生産的だと考えています。共催セミナーに競合が参加しても、競合以上のプラスαが出せるように努力を続ける方が大切だと思っています。
ですがそれはあくまで弊社の考えであり、企業によっては「ここからは入らないで」という所もありますので、そういった面は共催セミナーをする上で尊重するべき所でもあります。また、同業他社でも得意不得意があります。例えば弊社では低価格でのコンサルティングやリスティング広告が可能です。ECサイト運営での「こうしてみたらどうでしょうか?」といったコンサルティング的な提案も可能です。これらは弊社の強みなので、同業他社に負けない自信を持っています。
更に同業他社を排除しないメリットとしてウェブマーケティング市場の拡大があります。日本で一番大きな市場規模を持つのは自動車産業で、何百兆円といった規模です。しかしそれに対してインターネット広告の市場規模は1~2兆円です。利益というのは市場規模が拡大しないと増えません。同業他社との共催セミナーで、もしウェブマーケティングの市場規模が拡大するなら、おこぼれにあずかる事もあります。新規企業の参入やM&Aなど、利益は大きく変わってきます。
共催セミナーにはメリットが多々ありますので、一度試してみるのも良いのではないでしょうか。