web広告も企画次第で成果は大きく変わる

web広告を取り扱う上で、企画というのはとても重要です。企画の出来や有無で成果は大きく変わります。Web広告については、企画提案をしない業者も意外と多いのが現状です。

企画の有無で成果が変わる

企画と聞くと難しく感じるかもしれませんが、Webマーケティングでは王道の「リスティング広告からLPへと誘導する施策」も企画です。化粧品や健康食品など、こういった形の企画を見た事がある人は多いと思います。どんな切り口でやるのか、どんなLPの内容にするのかは企画によって大きく変わってきます。

また、動画広告やSEO対策も企画がないとできません。動画を作るだけなら業者に頼まずとも作れますし、SEO対策も文章を作るだけなら誰でもできます。しかしそれで効果があるのかと聞かれると、成果を最大化するのは難しいでしょう。どうやって見た人の興味・関心を引くのか、どうやって受注につなげるかをよく考えた企画が重要になります。

企画ができる会社・できない会社

では業者に依頼する場合、企画ができる会社とそうでない会社はどう違うのでしょうか?

一例として、最近多い動画制作会社を考えてみましょう。企画ができる会社は、依頼者の要望に対して動画内容の提案から撮影、編集までを行います。場合によってはそこから動画をどのように活かすのか、プロモーション施策も提案するでしょう。動画制作前から動画制作ごまで関わる、というイメージでしょう。

反対に企画ができない会社は、テロップを入れたり明るさや速度を調節したりと、すでにある動画素材を編集します。つまり企画ができる会社とできない会社の違いは、動画が最初からあるかないか・動画を作る前から入るか・動画活用について提案するかどうか、です。

動画編集ができますと宣伝している業者は多いですが、企画ができるかどうかは、依頼前にしっかりと確認しましょう。

3つのwebプロモーションの企画実例

弊社では、Web広告を使った企画提案をさせていただく事がよくあります。その中から実際に提案したことがある企画の実例を2つ、そしてパートナー企業が提案した事例を1つご紹介します。

まず1つ目がとある焼肉店の事例です。「10周年記念で何かをしたい」という依頼を受け、まずは半額キャンペーンやクーポン配布などを考えました。しかしそれではインパクトに欠け、既存の客層以外にアプローチできないと思いました。そこで、大食いYouTuberとのコラボを提案しました。今ほどYouTuberが流行っていなかった時代でしたが、「お店のメニューを食べ尽くすことができるか?」といった動画企画を提案しました。動画をYou TubeやSNSで流せば、かなりインパクトのある周年プロモーションになると考えました。

結果としてこの企画は実現しませんでした。ですが、もし実現していれば既存の客層以外にも広く店を知ってもらえる可能性が高く、単なる宣伝よりも高い成果が合ったのではないかと思っています。

2つ目がとある不動産会社のSEO対策です。SEO対策で自社のWebサイトへ流入を増やしたいという事でした。アクセス解析で地域の歴史等を書いたブログのアクセス数が高い事が分かりました。そこから「地域に一番詳しい不動産会社」として認知してもらう為のコンテンツ作りを提案しました。

例えば、地域のイベントや新しくオープンした飲食店の紹介、通りの名前の由来など地域の歴史に関する事など…地域性を推し出すSEO対策を続けたところ、流入数を対策前の3倍に増やす事に成功しました。

3つ目が知り合いの制作会社から聞いた「動画を使ってプロモーションがしたい」という内容についてです。最近、動画でプロモーションしたいという相談が多いと思いますが、単に製作してもらうだけではありきたりです。そこで差別化を図る為にコンテスト形式にして賞金を出すようにしました。これによってテーマを決めて作品を募集する事で、単なる動画作製よりもより広く知ってもらう事ができます。また、動画制作だけでは難しいですが、コンテストを行う場合ならプレスリリースを打つこともやりやすいでしょう。

このように企画で成果は大きく変わりますの。これから業者に依頼する人はもちろん、今依頼している業者を見直すきっかけにもなれば幸いです。

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