ウェブ広告に必要なものは「ターゲティング」と「クリエイティブ」

7月から株式会社キヨスルになりましたが、ラジオ収録時はまだ登記が完了しておらず、ぼちぼちとやりながらまた動きがあればご報告をとお伝えしていました。法人化にも時の流れを感じます。また、今回からラジオでの話を1つの話題に絞って話させていただく形を取っています。改善できると思ったところはできるだけ早くやっていく、PDCAはウェブマーケティングに大事ですからね。

ウェブ広告にはターゲティングとクリエイティブの二本柱が必要

「インターネット広告を出したい」「ウェブマーケティングを導入したい」と思う人は、個人企業問わず多いかと思います。広告を出したい方に知ってもらいたい事があります。まずウェブ広告というのは基本的に初期設定があります。初期設定の後に運用をしていき、設定した内容を少しずつ変更していき最適化していく事が必要です。そしてこの初期設定の時に大事な事が「ターゲティング」「クリエイティブ」です。

ターゲティングは文字通りターゲットを設定する事です。男性なのか女性なのかどういった年齢層なのかどこの地域に向けるのか。例えば子供がいる人に見てほしいといったように、広告を見てほしい人を鮮明化する事が必要です。いわゆるペルソナマーケティングで、ペルソナに沿った人達にターゲットした広告を配信します。

クリエイティブはバナー画像や検索結果で表示される文章や動画などの配信用の素材を作る事を言います。これがないとウェブ広告は出せませんので必ず必要です。

この2つのどちらかが欠けるとウェブ広告はできません。実のところターゲティングがなくてもウェブ広告を出す事は可能ですが、その場合日本国内1億2千万人全員に広告を配信する事になりますので無駄が多くなります。例えば大阪でしか商売をしていない店が他の地域へ広告を出してもあまり意味がない、というのはおわかりだと思います。

1つの数字だけではなく比較の数字を持つ事が重要

具体的にターゲティングをするにはどうしたらいいのでしょうか。

ターゲティングの基本は「仮説」と「検証」です。最初の段階で「こういった人に見てもらいたい、買ってもらいたい」とターゲットの属性を設定します。例えば「25歳~34歳の一人暮らし、忙しいサラリーマン男性」と決めます。ターゲティングした属性を持つ人達へ届くように設定をして広告を配信するのが一番最初の段階となります。ただ、運用し始めると、「実は女性が購入して男性にプレゼントしている事が多い」という事実が出てきました。こうなると、初期のターゲティングとズレが出てきているので、初期設定のターゲティングから変更する必要が出てきます。

ただ、このターゲティングの変更は難しく、最初に決めたターゲットに固執してしまう事がよくあります。では自分達がこうだと思い込んだターゲットに配信していくのは間違いなのでしょうか。ターゲティングが少しずれていても、まったく商品が売れない訳ではありません。ですので、その点では間違いではないでしょう。ですが効率の悪い広告運用という点では間違いです。

「では仮説のターゲットと実際の購入者層の両方に広告を配信すればいい」と考える人もいるでしょうが、これも広告費が分散されて効率が悪いです。ですので、数字をしっかりと見る事が大事になります。数字は本当のターゲットを表してくれていますので、これに沿った形で運用する必要があるのです。

また、検証には比較対象が必要です。1万円の広告費で100クリックされました。これだけを聞いてもいいか悪いかは判別がつきません。ですがこれに「5万円の商品が購入された」「5000円の商品が購入された」と条件がつけば判断をつけられます。更に運用を続けて行けば、前月や前年との比較をする必要もあります。前月は100クリックで今月は120クリックといったように、右肩上がりに運用するのが大事になります。

1つだけの数字を見て何も分からないのは当然です。なので比較の為の数字を持つ事が重要です。ターゲティングとクリエイティブのどちらが悪いか分からない時は、比較の広告も運用してみると良いでしょう。

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